眠くなったらごめんなさい
皆さまこんにちは、専務でございます。
今日はいつもの澤田がお休みですので、私が更新させていただきます。どうぞお付き合いくださいませ。
さて、普段ブログを担当している澤田は、お風呂の衛生管理も担当しております。
当館が温泉宿として営業するにあたり、旅館業法や公衆浴場法、温泉法といった様々な法律に基づき、厳しい衛生基準をクリアする必要がございます。清掃や点検記録をつけるのはもちろん、法律により定期的に保健所の検査が入ります。
例えば、温泉法に基づき10年に1回、成分分析などの検査がございます。これは温泉と名乗れるかどうかが決まる非常に重要な検査で、毎回少しソワソワしてしまいます。
それ以外にも、揚湯検査(ようとうけんさ)が年1回ございます。これは温泉を汲み上げる量が適切かどうかを検査するものです。実は温泉はいくらでも出して良いわけではありません。長い年月をかけて蓄えられた資源ですので、出しすぎると当たり前ですが減ってしまいます。安全に長期的に温泉をご利用いただくため、ポンプの揚湯量にはリミッターが設けられています。ちなみにこの検査は、バケツに水を入れ、何秒でいっぱいになるかを計測するといった、アナログながら確実な手法で行われます。また、ポンプの増設や交換には県知事の許可が必要なほど、厳格に管理されています。
さらに、年1回以上外部機関によるレジオネラ検査がございます。菌を培養して検査するため結果が出るまで1週間ほどかかりますが、万が一菌が検出された場合は浴槽を使用停止にし、徹底洗浄と再検査を行わなければなりません。お客様の安全のため、当館では洗浄はもちろん、指定された分量の塩素消毒を行っております。
ちなみに当館では、今後保健所との共同研究として、新たな殺菌方法の実証実験を行います。これが順調に進めば、県全体の新たな殺菌ガイドラインに記載される予定です。この方法は当館自慢の「強アルカリ温泉」と相性がよく、これまで以上に効率的で、塩素臭も減らせる効果が期待できます。全国のアルカリ泉にも広まるよう、成功に向けてできる限りの協力をしていく所存です。
その他にも様々な検査がございますが、皆さまに安心してご利用いただけるよう、今後も法令順守で運営してまいります。
少し長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。
今後も是非、当館をご利用いただけますと幸いです。
それでは皆さま、また今度。