ほっこりした出来事!!

ほっこりした出来事!!
施設スタッフの澤田です。

三波石に刻まれた10年の物語(^^)/

神奈川県厚木市、東丹沢の自然に囲まれた七沢温泉。
その中でも、名湯百選にも選ばれた温泉宿「七沢荘」は、
強アルカリの“とろみのある美肌の湯”として知られています。
しかし七沢荘の魅力は、温泉だけではありません

入口にある大きな石・・・「三波石」

この石を中心に館内がつくられ、訪れる人の時間を、静かに見守り続けています。
今回は、そんな三波石の前で起きた、
10年という時間をつなぐ、ある家族の物語をご紹介します。
3/23(月)の出来事!!!
■ シンボルストーン「三波石」とは七沢荘の入口にある、大きな石。
ご来館された方は、きっと一度は目にしたことがあると思います。
この石は「三波石(さんばせき)」といい、当館のシンボルでもある特別な存在です。
約60年前・・・石が好きだった当館の会長が、群馬県の神流川から運んできました。
重さは、なんと約13トン。当時は大きなクレーンも用意できず、トラックから「ドスン」と落として設置したという、
今では考えられないエピソードもあります。
そしてそのまま動かせなくなり、この石を中心に、現在の館内や入口の位置がつくられました。
だから七沢荘の入口は、道路に対して少し斜め。
すべては、この石から始まっています。
さらにこの三波石には、「悪い気を吸ってくれる」という言い伝えもあります。
ご来館されたお客様にも触れていただき、溜まった気は年に一度、しっかりお清めしています。
ぜひお越しの際は、そっと手を触れてみてください。
■ ほっこりした、うれしい出来事
先日、宿泊に来られたご家族のお客様。
夜、三波石の前「写真を撮ってもらえますか?」と声をかけていただきました。
お父さんと、16歳の息子さんが並んでパシャリ。
撮り終わったあと、
お父さんが一枚の写真を見せてくれました。
そこに写っていたのは・・・・・・・・・・・・・
10年前、同じ場所で撮った写真。
思わず「えっ…」と声が出てしまいました。
小さかった男の子が、立派に成長していて
そしてまた、この場所に戻ってきてくれたこと。
自然と、胸が熱くなりました。(涙)
■ 今と、これからそして今回
「前と同じように、お兄さんと一緒に写真撮りますよ」とお声がけすると、
お父さんが、少し笑いながら一言。
「もう年頃だから、いいの(笑)」
あぁ…そうか。
あの小さかった男の子も、もう大人への途中なんだなと感じました。
手をつないでいたあの頃から、今は少し距離をとる年頃へ。
でも、こうしてまた同じ場所に来てくれていること。
それだけで、十分すごいことだと思います。
そしてふと思いました。
また何年後か――
今度はどんな姿で、この三波石の前に立つのだろうかと。
その時も、変わらずこの場所があり、「また来たよ」と言ってもらえるように。
自分たちは、日々コツコツと温泉を守り、場所を守り続けていきたい。
■ 七沢温泉 七沢荘という場所
七沢荘は、強アルカリ性のとろみある温泉で、
肌がすべすべになる「美肌の湯」としても知られています。
入った瞬間に感じるヌルっとした感触、湯上がり後もしっとり続く保湿感。
「今までの温泉と違う」と驚かれる方も多く、名湯百選にも選ばれた泉質です。
しかしそれ以上に大切にしているのは、人の時間を大切にする場所であること。
■ 七沢荘は、ただ温泉に入る場所ではなく、思い出が積み重なる場所でありたい。
名湯百選にも選ばれた七沢温泉とともに、この三波石もまた、皆さまの時間を見守り続けています。
また何年後かの一枚を、ここで一緒に撮れるように。
がんばろう。
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